弊社所蔵の図案の中でも、最も一人歩きしている
図案が、羽裏柄の``鯛尽くし``元々は羽織裏、通称羽裏の柄で
真っ赤ではない、微妙に朱色掛かった色目が特徴的ですが
鱗から、尾鰭等のグラデーションの再現に関しては、約20枚の型を使用し
表現しております。
※上記写真は長襦袢
今回ブログの記事にしたのも、京都の老舗バイクショップが
創業50周年になるにあたり、ノベルティグッズとして鯛尽くしの風呂敷を
使いたいとお話を頂きました!
サイズは、100cm四方/生地はシワが目立ちにくいポリエステル縮緬を採用
今回は通常の風呂敷制作と異なり、最後の二次加工で50周年のロゴを
追加で染め上げ。
普段は、反物の生地を敷く板場に、加工上がりの風呂敷を並べて、
1枚、1枚、顔料でロゴを配置していきます。
枚数は約400枚。
ロゴの染め加工は、顔料ですので蒸し水元は必要無く
ドライヤーで熱加工をするだけで、乾いて定着します。
完成の図。
所要期間は、約2ヶ月程でタイトなスケジュールでしたが
お客様にも喜んで頂き、何よりでした。