OKAJIMAのバッグはこうして染められる

OKAJIMAのバッグはこうして染められる

岡重 OKAJIMAのバッグは、一つの商品がバッグが完成するまでに

約20工程を経て製作します。

図案の考案から始まり、下絵の製作〜草稿・白生地の選定・無地染め・引き染

め・手描き友禅・糸目置き・地入れ・等々、

他にも数々の染色加工が必要になってきます。

それら、全ての工程にそれぞれの職人さんがおられて、約50名程の職人さんに

携わって頂いております。

今回は、その一部工程をご紹介します

1.下絵の草稿を描いて頂きます。

こちらの大体のイメージを伝えて

岡重専属の絵描きに、図案の原型となる草稿を描いてもらいます。

象のシルエットや、更紗の線の太さ加減等々

図案の原形がここで決まる一番の始まりです。

2.白生地の選定

※上記写真はイメージ写真

岡重のバッグに用いられる、正絹地は縮緬素材の物となり

所謂、長浜縮緬と呼ぶものを採用しております。

 

3.糸目の型を作成

図案の輪郭となる部分の型を作成します。

4.引き染め

ゴム糸目の型を製作した後に、糸目加工でゴム糊を生地に置き

引き染めをします。(地色の染色)

ゴム糊と、引き染めの染料の相性などが重要視される所です。

7.蒸し水元

引き染めをした後に、ゴム糸目の糊を除去及び

地色の定着で、蒸し洗いを掛けます。

7.地入れ加工

 手描き友禅を施す前に、染料の定着を良くするために

大豆を溶かした成分で出来ている豆汁(ゴジル)を生地に

染めます。これを行わずに、彩色をしますと色が滲んでしまったり

染めムラが出来ます。

 8.友禅彩色

ここでようやく、手描友禅で色を挿していきます。

柄の中の、配色を色見本等見せながら話し合いしながら

色を決めていきます。

ざっくりではありますが、上記の流れを経て

OKAJIMAのバッグは完成します。

 

OKAJIMA 手描き友禅のバッグ商品はこちら 

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